今日は第4課の続きから行きます。覚えることが多いので、例文をよく暗記です。
今日も語源で覚えるロシア語シリーズ。
「писатель」(ピサーチェリ)(作家) や「писать」(書く) は、「picture」や「paint」と親戚とのこと。西欧では「描く」に進化して、東欧では「書く」に進化したのは面白いです。
「слово」(スロバ)(言葉)は、スラブ人の「Slav」や、スロバキア(=スラブ人の国)の「Slovakia」と語源が一緒。スラブは「言葉」という意味なんですねぇ。
第4課で習ったことを使ってロシア語作文。
①サーニャ「わたしのお父さんとお母さんはどこにいるの?」
→ Где мои папа и мама?
※501未履修の人へ:サーニャちゃんはお父さんとお母さんが行方不明です。
②トゥルーデ「ハルトマン、そろそろ朝ごはんの時間だ」
→ Гартман, пора завтракаты.
※ドイツ語の「ハルトマン」はロシア語だと「ガルトマン」となります。
③君の名は。
→ твоё имя
さて次は第5課です。あいさつ・形容詞の変化(硬変化)の回です。そんな覚えることはないですね。
語尾を以下の通りに改造するだけです。
被修飾語 | 男性 | 女性 | 中性 | 複数 |
語尾 | -ый | -ая | -ое | -ые |
それぞれ、各性につく語尾がついてるだけですね。複数の「-ые」は気合で覚えますか。
カチューシャ「これがあんたの一番好きな戦車? 古くないかしら?」
→ Это твой самый любимый танк? Он не старый?
戦車は男性名詞ですし、軍艦「корабль」や戦艦「линкор」も男性名詞です。ロシア世界で艦これは不思議に思われるかもしれません。あるいは、アルペジオの世界線で霧のロシア艦隊は男なのでしょうか(船が女性名詞だったからメンタルモデルは女の子、的な発言があった気がする)。
それでは第6課にちょっと入ります。硬変化の語尾アクセント形容詞は、男性名詞のときに「ой」になるそうです。ボリショイ劇場の「ボリショイ」で覚えればOKですかね。
被修飾語 | 男性 | 女性 | 中性 | 複数 |
語尾 | –ой | -ая | -ое | -ые |
そして動詞の第2変化。第1変化と第2変化はどうやって見分けるんだろうという疑問がありますが、何はともあれ覚えるしかなさそうです。
-ить, -еть, -ять, -атьで終わっているものが、以下のような第2変化になることがあるそうです。
単数1人称 | -ю |
単数2人称 | -ишь |
単数3人称 | -ит |
複数1人称 | -им |
複数2人称 | -ите |
複数3人称 | -ят |
第1変化のеをиに変えたもので、複数3人称だけятになっていますね。
コメント